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LXXV出力制御関数

出力制御関数により、スクリプトから送信される出力を制御することが可 能になります。この機能は、複数の異なった場面、特にスクリプトがデー タ出力を開始した後にヘッダをブラウザに送信する必要がある場合に有用 です。出力制御関数は、header() または setcookie()を使用して送信されたヘッダには作用せ ず、echo() のような関数とPHPコードのブロック間 のデータにのみ作用します。

例 1出力関数() の例

<?php

ob_start();
echo "Hello\n";

setcookie("cookiename", "cookiedata");

ob_end_flush();

?>

上記の例では、echo()からの出力は、 ob_end_flush() がコールされるまで出力バッファに 保存されます。この際、 setcookie()をコールするとエラーを発生することな くクッキーが保存されます。(通常、データの送信後はブラウザにヘッダ を送信することはできません。)

header()およびsetcookie() も参照下さい。

目次
flush -- 出力バッファをフラッシュする
ob_clean --  出力バッファをクリア(消去)する
ob_end_clean --  出力用バッファをクリア(消去)し、出力のバッファリングをオフにする
ob_end_flush --  出力用バッファをフラッシュ(送信)し、出力のバッファリングをオフに する
ob_flush --  出力バッファをフラッシュ(送信)する
ob_get_contents --  出力用バッファの内容を返す
ob_get_length --  出力バッファの長さを返す
ob_get_level --  出力バッファリング機構のネストレベルを返す
ob_get_status --  Get status of output buffers
ob_gzhandler --  出力バッファをgzip圧縮するためのob_startコールバック関数
ob_implicit_flush --  自動フラッシュをオンまたはオフにする
ob_start -- 出力のバッファリングを有効にする