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VIICCVS API 関数

以下の関数は、CCVS API へのインターフェースであり、PHPスクリプトか らCCVSを直接利用可能にするものです。CCVSは、 RedHatによるクレジットカード処理 用の RedHatによる"仲介人"ソリュー ションです。これにより、*nixマシンとモデムによりクレジットカード情 報センターに直接アクセスすることが可能になります。PHPのCCVSモジュー ルを使用すれば、PHPスクリプトによりCCVSを用いて直接クレジットカー ドの処理が可能になります。以下のリファレンスに処理の概要を示します。

PHPでCCVSサポートを有効にするには、まずCCVSをインストールしたディ レクトリを調べて下さい。続いて、オプション --with-ccvs を付けてPHPのconfigureを実行 する必要があります。CCVSのインストールパスを指定せずにこのオ プションを使用した場合、PHPはデフォルトのCCVSインストール位置 (/usr/local/ccvs)を探します。CCVSが標準以外の場所にある場合、 --with-ccvs=$ccvs_pathを付けて configure を実行して下さい。ただし、$ccvs_path は CCVSのインストー ルパスです。CCVSサポートは$ccvs_path/lib および $ccvs_path/include が存在していることを前提とし、includeディレクトリからcv_api.h、 libディレクトリからlibccvs.aを読み込むことに注意して下さい。

また、PHPスクリプトが使用する設定で ccvsd プロセスを実行しておく必 要があります。CCVSがインストールされたのと同じユーザでPHPプロセス が実行されているかを確認する必要があります。(例えば、ユーザー' ccvs'でCCVSをインストールした場合には、PHPプロセスのユーザーを同様 に'ccvs'として実行する必要があります。)

CCVSに関する詳細な情報は、 http://www.redhat.com/products/ccvsから入手可 能です。

このドキュメントセクションは、作成中です。完成までは、RedHatがやや 古いですがまだ有用なドキュメントを http://www.redhat.com/products/ccvs/support/CCVS3.3docs/ProgPHP.htmlにて 公開していますので参照下さい。

目次
ccvs_add -- トランザクションにデータを追加する
ccvs_auth --  あるトランザクションにおいてクレジット認証を行う
ccvs_command --  単一のプロトコルに基づく、一般的なCCVS APIで利用できないコマンド を実行する
ccvs_count --  システムに保存された指定した型のトランザクション数を得る
ccvs_delete -- トランザクションを削除する
ccvs_done -- CCVSエンジンを終了し、クリアする
ccvs_init -- CCVSを初期化する
ccvs_lookup --  データベース #にある特定の型の項目を探す
ccvs_new -- 新規に空のトランザクションを生成する
ccvs_report -- バックグラウン通信プロセスの状態を返す
ccvs_return --  クレジットカード所有者に店側から金を伝送する
ccvs_reverse --  処理済みの認証を完全に取り消す
ccvs_sale --  クレジットカード所有者から店側に金を伝送する
ccvs_status -- 送付状のステータスを確認する
ccvs_textvalue -- 前の関数コールに関する返り値を取得する
ccvs_void --  完了したトランザクションを完全に取り消す